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VOL.07 / 2017.07.07

上質なシルクを日常に着られる幸福

シルク素材は元々、位が高い人だけが纏うことの出来る特権階級の象徴でした。その起源は、一説には紀元前6000年の中国に及ぶそうです。中国の歴代皇帝を初めとして、ローマ教皇やクレオパトラ、マリーアントワネット、そしてもちろん日本の天皇一族もみんなシルクの虜になりました。韓流ドラマでも庶民は綿や麻の服しか着れなかった時代に、シルクのチマチョゴリを着ることがステイタスであったことが分かる場面が出てきます。


フランスの画家・ロートレックの生涯を描いた映画では、足が不自由な病だったロートレックが酒におぼれ、自暴自棄の日々を送る様子が出てきます。彼は酒場で知り合った女性に恋心を抱き、乞われるままにお金を与えるのですが、実は彼女には恋人がいて、その恋人にシルクのシャツを買ってあげたいからロートレックに優しくしていたというシーンがあります。これを機にロートレックはますます深酒になり、身を滅ぼしていくのです。

このように、庶民にとってシルクは特別な晴れ着だったことがわかります。シルクは毎日身に着けることで元気に暮らせます。その理由として体から出る水分を吸収し、発散させる機能が高いことに大きく依っています。人間は自分の体から出る水分で知らず内に冷えてしまいますが、シルクを身にまとうことでいつでもサラサラで体が冷えにくくなるのです。


こういった素晴らしい特性はシルクが群を抜いています。だからこそ毎日身に付けることで、よりよい体質が作られると思います。

残念ながら国内の製糸工場は今は数社が残るのみです。国産=クオリティが高いというイメージですが、その分単価が高くなってしまいます。DRESS HERSELFはデイリーに着られるシルクというコンセプトがあるので、あまり単価の高いものをご提供するわけにはいきません。なので、養蚕の盛んな中国と数年間に及ぶお付き合いを経て、国産となんら引けをとらないクオリティを実現させることができました。担当者が定期的に中国の提携会社に赴いて、品質のチェックを行っています。

その養蚕の盛んな中国で安い労働力が得られること、物流の発達で世界中どこからでも簡単にものが運べるようになったこと、繊維技術の発達で様々な編み方、織り方が可能になったこと。こういったことが重なり、いまは誰でもシルクを堪能できる恵まれた時代です。でも現実的には中国の人件費も高騰していて、この状況をいつまで享受できるのか、私たちにも予想がつきません。

なので、今のうちにシルクを日常着として多いに活用し、DRESS HERSELF世代の皆さんには、自身の体質を盤石なものにして欲しいと願っています。

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