VOL.126 / 2023.07.28
35℃超えの日々にする備え
ブランドディレクターの生き方指南書
暑いですね~。
エルニーニョだか、ラニーニャだか知りませんが、毎日35℃とか言われると、ちょっと暑いからタイに避暑に行こうかな?と思わせるほど日本の夏はどえらいことになってきました。
この35℃とか発表している気象庁の温度は曲者です。これは日陰で計っている温度の予測なので、アスファルトの日なたバリバリの東京では完全に40℃超え。私、温度計持って外に測りに行きましたが、40℃超えてましたよ。
夏のヒートショックってご存知でしょうか?冬のそれに比べるとあまり知られていないですが、ヒートショックというのは急激な温度差を感じると血管が収縮と膨張を繰り返し、つまり血圧が乱高下して起こるので、夏でも起こります。冷え切った屋内から暑~い外に出ると、めまいや立ち眩みが生じて(私も経験あります)倒れたりするわけですね。10℃以上の差があると危険だと言われています。
今夏の東京は確実にこの10℃以上の差はあると思いますが、外があまりに暑いので、屋内はどこも、これでもか~というほどの冷えまくり。
本当に閉口しています。
こんな日常は自分で防衛するしかありません。私は夏は必ず大きなバッグを持ち歩くのが日課です。
そこに 靴下、上着(それも薄いものではなくニットのカーディガンとか)を必ず入れているのですが、今年はそこにシルクの腹巻が加わりました。
外は暑いからブラにTシャツとかだったりしますが、そうすると、寒~い室内に入ると、途端に脂肪のついているところ。つまりお腹がキンキンに冷えてきて辛い思いをする羽目に。皆様もご経験あるのではないでしょうか?
これは身体を壊す大本です。
免疫細胞の7割が集まっている腸が冷えると血流が悪くなり感染症にもかかりやすく、万病のもと。
美容に悪いのも言うまでもありません。
いつもなら、ブラトップシルクを着ているのですが、この夏のすさまじさに、もっと防衛力の高いものを身に付けなくてはと思い、ブラの下に腹巻をすっきりオシャレなハラマキ/シルクをつけて、脱いだり、着けたりしています。
ウルトラ寒がりの私はスカーフを巻くなんていう程度ではこの屋内の冷房に対抗できないので、カーディガン/シルクカシミヤリブを持ち歩き万全の備えをしています。
靴下も重要ですよ!
今年は間に合わなかったけれど来年の春夏に向けては内側シルクのハイソックスも発売されます。ふくらはぎを冷やすのも大問題です。ふくらはぎを温めることで内臓の温度も上がり、血行が良くなって、免疫力も高まります。なので、夏は外ではサンダルを履くことが多くなるから足は素足。その分寒い室内では、ふくらはぎまで温められるハイソックスがマストとなります。
医療費逼迫で、健康保険料金も、実際病院で払う医療費も今後どんどん上がるであろうことは必定。自分の健康は自分で守り、健やかに元気よく生き抜かなくては!と覚悟を決める暑い、暑い夏です。
ブランドディレクター”Y”
大学卒業後、インテリアブランドを立ち上げる。20年にわたるブランド構築経験を活かした後、ブランドコンサルティングを開始。DRESS HERSELFでは、自身の実体験や同世代の悩みをすくい上げ、女性の生き方をベースに、コンセプトからシーズン毎の企画、方向性などを牽引。世界中で暮らし、旅した経験があり、ロックで自由でパワフル。