ブランドディレクターが着こなす、大人の秋冬ファッション。
ドレスハーセルフのアイテムを中心に、エイジレスにお楽しみいただけるスタイリングをご紹介します。
毎回ご好評をいただいている、50代以上の方に向けたドレスハーセルフスタイル。
今回もブランドディレクター”Y”(身長157cm)が自身のライフスタイルに沿ったコーディネートを組んでみました。大人ならではの秋冬スタイルの参考にしてください。
秋冬の私の定番は『ホワイト×ホワイト』のコーデ。そしてもう一つが『ホワイト×グレー』のコーデ。
年齢を重ねてくると昔は好きだった、黒とか紺のコーデがだんだん難易度が上がってくるのを感じます。強すぎ・重すぎるイメージになるので、夏の肌を出すコーデにはいいのですが、秋冬の肌が隠れるコーデには真っ赤な口紅とか、差し色のアクセサリーがないと沈みすぎてしまう。
その点『ホワイト×グレー』のコーデはシニアにオススメです。帽子やバッグもホワイトで押してレフ版効果を狙います。
Iラインを強調してスタイル良く見せられる、このお気に入りのシルクコットンロングカーディガン。私にはなくてはならないアイテムです。
インナーにはカーディガンと同じ素材のVネックニットを合わせてアンサンブル風に。これだけでコーディネートが完成するので便利な組み合わせです。
杢グレーのシルクスウェットパンツとスニーカーを合わせて、長時間のお出かけにも疲れ知らずです。
春夏に1枚で着ていたシルクサテンのビッグワンピースを秋冬に着たら?ということでコーディネートを考えてみました。とにかくラクチン。ちょっとお茶しない?と急な友人のお誘いや、お家コーデにこのワンピースをふわりとかぶり、ローファー履いてちょっとそこまでコーヒーブレイクに。
ヘアスタイルは、幅広のシルクヘアバンドをサッと着けるだけ。ラフだけど格好がつくから、休日はいつもコレばかりです。
カラダを覆うボリュームワンピースがシルク素材なので、全身から艶感オーラが出て、高級な雰囲気に私を仕上げてくれると信じています。
まだあまり寒くない時期に、シルク100%カットソーの上にジャケットを羽織るのがカッコ良くて好きです。冬になると、ウルトラ寒がりの私は重ね着をたくさんしてどんどん肩と首が凝ってまいります。
シルク100%リブシリーズのカットソーは薄いのに温かい、優れものですが、それでもこれからドンドン厚着をしていくので、今のこの時期はジャケットを1枚羽織るだけで済む心地よさをしばし楽しみます。
ノーカラーのジャケットなのでカットソーはハイネックがお似合い。
リブって何とも言えないニュアンス感が出るので私は大好きです。指まで隠れるロングスリーブはあったかいし、実用性もさることながら、なんとなく可愛いし、写真映えもしますよね!
シルクワイドパンツをカジュアル、ドレッシーに使い分け!というテーマで、全く同じアイテムで小物だけを変えて着てみました。シルクモダールワイドパンツは私の一番のお気に入り。この少しブルーがかったチャコールグレーと黒の2色とも持っていて大活躍しています。特に海外(いつものごとく南国です)行くときは必携アイテム。
昼間はカジュアルにスニーカー合わせでアクティブに歩き回るのですが、ホテルに戻って時間がない時にはそのまま髪をアップにして、ヴィジューサンダルにビーズバックを持ち替えれば、レストランディナーに直行できる優れもの。それもひとえに、このフレアーパンツの幅広さが、カジュアルにもエレガントにも合うという離れワザがあるから。
シルクモダールなので、着心地の素晴らしさは言わずもがな。朝から晩まで快適でいられるのって本当にありがたいです。
私の大好きな最高級のカシミヤ、ミルクティー色にホワイトベージュパンツの組みあわせ。本当に可愛いです。真冬は暖かいことが何より優先する私の中のニット選びですが、ドレスハーセルフのアイテムの中でもこのカシミヤ100%ニットの右に出るものはありません。
私は時々、首回りやバストのあたりが突然かゆくなることがあるのですが、さすがにカシミヤ100%のニットではその心配もなし。このややゆとりのあるハイネックも暖かい上になかなか可愛いです。シリーズのラベンダーカラーも上品で、そちらも素敵でオススメですよ。
もう、このプライスでは二度と出てこないので、売り切れごめんです。
今年は猛暑だったから、冬は暖かいのかと思いきや、そんなことは全然ないそうで、これから来る冬もしっかり寒いそうです。皆さま、あたたかーくして、厳しい冬に備えましょうね!