VOL.58 / 2020.11.09
シルク・カシミヤのお手入れについて
今秋から、はじめてご購入いただいた方には、シルク・カシミヤのお手入れ方法が載っているCARE CUIDEをお付けしています。
DRESS HERSELFのアイテムは、シルクやカシミヤが必ず入っているため、ご愛用くださる方からよくいただくご質問がお手入れの方法です。配合率やデザインがそれぞれ違いますので、一概には言えませんが、一部のアイテムはホームクリーニングが可能です。
今回、こちらでもCARE GUIDEと同じ内容をご紹介いたしますので、ご参考にしていただけると幸いです。
お手入れするときのお約束
1.洗う時は一枚で
色落ちや、摩擦で縮み・裂傷の原因になることがあります。洗う時は他の洗濯物と分けて、一枚ずつ洗いましょう。
2.優しく・手早く洗う
強めのもみ洗いは避けましょう。また、シワの原因になるので、洗濯後に濡れたまま長時間放置するのも避けてください。
3.中性洗剤で洗う
一般的な洗剤よりも、衣類にかかる負担が少ないデリケート衣類専用の「おしゃれ着用中性洗剤」を使用しましょう。
4.基本的に洗濯機はNG
洗濯機で洗うと摩擦によって縮んでしまったり、毛玉ができる恐れがあります。脱水などで使用する際も短時間にしましょう。
5.毛玉・ホコリは事前に取り除く
製品に付いた毛玉やホコリを事前に取り除いてください。また洗う際は製品を裏返しにすると良いでしょう。
6.水温は30℃以下で
水温は必ず30℃以下の水を使用してください。水温が高すぎると縮みの原因となります。
7.日陰・平干しで干す
直射日光に当てると変色の恐れがあります。干す時は必ず日陰干しをしてください。パンツなどは、ウエストを上にしましょう。
8.ドライクリーニングを利用するときは
ドライクリーニングを利用する場合は、シルクであること、またシミがある時は位置や原因を伝えましょう。
シルク・カシミヤを手洗いする
◾︎事前にご用意いただくもの
ランドリーネット/おしゃれ着用中性洗剤/洗濯桶/バスタオル(大判)/平干し用ネット(ニットの場合)
(1)ネットに衣類を入れる
生地が傷まないようにランドリーネットに入れます。汚れている部分が表にくるようにたたむと効果的です。
(2)洗剤を入れる
洗濯桶に、30℃くらいのぬるま湯を入れ、おしゃれ着専用の中性洗剤を記載通りの分量で入れてください。
(3)洗濯液を作る
優しく、満遍なくかき混ぜて、洗濯液を作ります。よく混ざったら衣類を入れてください。
(4)洗う
優しく手のひらで押したり離したりといった押し洗いを繰り返してください。強くもむと、生地が傷むので避けましょう。
(5)すすぐ
優しくゆすりながらすすぎます。洗濯桶のぬるま湯を2〜3回変えながら、泡がなくなるまで行いましょう。
(6)脱水する
軽くたたんで水を絞り、大きめのタオルで水気を吸い取ります。強く絞ると生地が傷んでしまうので、優しく行いましょう。
(7)陰干しをする
ニットなどは、形を整えて風通しのいい日陰で平干しします。ブラウスなど、吊り干し推奨のものもあるので、洗濯表示をご確認ください。
靴下・ウォーマーを洗う
◾︎素材、編み方の特性上、洗濯機が使えない場合があります。
◾︎傷み、変色の原因になるので漂白剤(塩素系・酸素系)や、漂白剤入りの洗剤は使用しないでください。
◾︎濃色物の場合は、色移りする可能性がありますので、白や淡色物と分けて洗ってください。
(1)洗濯表示を確認する
洗濯機の場合…裏返しにしてネットをご使用ください。
手洗いの場合…30℃くらいのぬるま湯に中性洗剤をよく溶かし、優しく押し洗いしてください。
(2)陰干しをする
乾燥機の使用は避けましょう。直射日光は、黄ばみや色あせの原因になりますので、日陰で履き口を上にして干してください。
正しいお洗濯方法を覚えれば、他のデリケート衣類にも応用できますし、日々のお手入れによって、シルク・カシミヤ製品は長持ちし、身につけるたびに愛着の湧く一枚になっていきます。
お手入れについて、ご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。