陽だまりのようなあたたかさのシルクカシミヤインナー
最低気温が10度を下回る日々が続いていますね。冬の重ね着は重いし、面倒だし、肩が凝るし…早く春よ来い!と思われている方も多いと思います。
この時期、インナーを着ることは欠かせません。そこで、寒がりさんにピッタリの革命的なインナーを、シルクとカシミヤで作りました。シルクカシミヤと謳っているだけあって、シルクの肌触り・通気性、カシミヤの包み込む優しさ・あたたかさ、全てを良いとこどりをしたアイテムです。「もうインナーを色々と試すのは疲れたわ」という方に断言してもいいのですが、これからずっとこのインナーだけ着ていれば大丈夫!という一枚が出来てしまいました。
少し脇道に逸れますが、インナーの暖かさは「どれくらい空気を含んでいるか」で決まります。
獣毛の中でも一番細い毛であるカシミヤは、細かい繊維が密集して出来ているので空気の保有力は抜群。さらに年間の温度差が大きく気候条件が厳しい地域ほど、柔らかく繊細で良質な原毛が採取できます。つまり「あたためる」ということにおいてカシミヤほど適した素材はなく、その最強の天然繊維であるカシミヤで作られたアイテムは冬インナーのファイナルアンサーというわけです。
ただ残念なことに、世の中に出回っているカシミヤアイテムの混率は10%未満のものが多く、カシミヤを期待して着るとがっかりすることがあります。
その点も考慮して、このインナーは良質なカシミヤを贅沢に15%、さらにシルクを68%も織り込みました。しっとり肌に吸い付く着心地で、敏感な首元、手首、背中も乾燥知らずでチクチクしにくく、かゆくならないので安心です。
お客様の中には、「今まで、某有名インナーを愛用していたけど、蒸れるし肌がチクチクするし…」と悩んでいる方がいらっしゃいます。化繊で出来たインナーは、化学反応で発熱させているため、皮膚表面だけが温かくなり、実際は体温が下がっているとか。体から出される水分を吸収し、化学反応で発熱しているので、皮膚が乾燥しやすいという問題も。それが原因で「インナーを総取っ替えしました!」というお客様もいらっしゃいました。
やっぱりヒトの肌に近く、優しくて安心なのは天然繊維をおいてありません。特に、シルクに含まれるアミノ酸成分は人の肌質に近く、古くから繭玉を洗顔に使ったりしているほど美容効果は絶大。シルクの細かな繊維によって薄くなった肌が守られるだけでなく、傷を付けない程度の繊細な摩擦によって、肌が磨かれてツヤツヤになります。また、シルクは呼吸する素材なので、かいた汗をそのままにせず発散してくれます。だから一日中サラサラして汗蒸れとも無縁。消臭機能を付けているわけではないのですが、不快な汗がこもらないことによって、匂いが気にならなくなるのもポイントです。
このインナー、いわゆる下着には見えないデザイン性の高さも特徴です。「そのまま着ても美しい」は大前提として、上に着るアイテムにひびかないよう衿ぐりを大きめに開けています。さらに端の処理によって、薄手のニットを着た時に襟ぐりに段差が出来てしまうのも防げます。
お腹を冷えからしっかり守ってくれる長さの着丈と、トップスの下から袖がのぞかない九分袖なのもポイント。
カラーは杢グレー、ネイビー、パープルグレー、ベージュの全4カラー。上に着るアイテムやお好みに合わせて選べるカラー展開です。
これ1枚を肌に直接着るだけで、とっても暖かいので、この上に厚手のシャツ1枚でもいいし、軽めのニットでも大丈夫。厚着をしないだけでも嬉しいですし、はた目には軽やかな装いに映ります。それでも「寒い!」という寒がりさんはこの下に腹巻を着るのが良いかも。
極度の寒がりさんには、下半身もしっかりあたためられるウール65%・シルク33%配合の「ハラマキボトム/シルクウール」がオススメです。
下半身がモタつくのが気になる方には「ハラマキウォーム/シルク」、もっと薄い生地がお好みの方には「ハラマキボトム/シルク」がオススメです。
薄地なので冷房で冷える夏にも大活躍。一枚持っておくと一年中下半身の冷えとサヨナラできますよ。
真冬に厚着をすると空調の効きすぎた室内や電車でうっすら汗をかくことありますよね。そればかりか、暑過ぎて気分が悪くなることも。かと思ったら外に出ていきなり寒かったり…短時間で目まぐるしく変わる温度差にやられてしまって、結果風邪を引いてダウンなんてパターンを経験する方は多いのでないでしょうか?
でもシルクカシミヤインナーを着ていれば大丈夫。第2の肌と呼ばれている天然繊維のシルクが身体を優しく守って、体温調節も発汗吸湿調整もオートでやってくれるのです。さらにシルクは、有害な紫外線を吸収し、静電気を帯電しにくくするという特徴も。老廃物の排出を促すとも言われているのだから驚きです。
屋内でコートを脱いだ時に「あら、薄着ね!」と言われるのもなんだか若々しくていい気分になれるし、何より自分が重たくなくて気持ちがいいこと請け合いです。
一見するとマイナーなアイテムですが、実は応用範囲がとても広いのです。腕まわりがモタつくのがNGな方には、DRESS HERSELFのデザイナー一押しで愛用中のノースリーブタイプもあります。見えてもOKなデザインとカラーなので、ジャケットのインやブラウスのフロントからのぞいていても素敵です。
冬のインナー選びは、シーズンを通して体調を左右する大切な選択。冬になると体調を崩したり、身体中が冷える方は、今年こそ天然繊維のインナーを選ぶのが賢い選択です。
肌にしっとりと吸い付くようにフィットする気持ちのいいシルクカシミヤ素材の力で、今年の冬を元気に乗り切ってください。