BRAND SITE

VOL.109 / 2022.12.19

DH in Okinawa

ブランドディレクターの生き方指南書

12月に入り、一気に冬らしい季節になりましたね。
もう、のんびりテラスでランチもだんだん難しくなり、早急な冬支度を始めている今日この頃です。

さて、こんな日がそう遠からずやって来るのが分かっていたので、11月の最終週に思い切って沖縄に行ってきました。今年の11月は、東京でも暖かい日が多かったのですが、沖縄も例年の11月より格段に暖かく、毎日テラスでお食事して去り行く秋を惜しみつつ、来るべき冬に向けて最後のひと時を楽しむことが出来ました。

沖縄に通い続けている私の一押しのホテルでの、DRESS HERSELF in Okinawa滞在記です。

気温が20℃以上あったので、コートは必要ありません。軽いジャケットを羽織っての出発となりました。

サングラスにマスクをしているとかなり怪しい人ですが(笑)PCR検査も受けて、マスクも装備して完璧な出で立ちです。
この季節にちょうどいい、ウォームシルクの裾スリットパンツにショートジャケットを合わせてみました。大人の休日は多少気取りたいので、国内のショートフライトなら、あまりカジュアルダウンせずに飛行機に乗り込むことを選択。そうは言っても、家からだと移動でかかる時間はホテルまで全部で4時間半。あたたかく、座っている時間が長くても足の血流を阻害しない履き心地は最重要です。

私は沖縄が大好きで、1年に3回は通っていますが、なかでもこのザ・テラスホテルズはお気に入り。
今回泊まったのは一番規模の大きな部瀬名岬にあるブセナテラスですが、恩納村にあるジ・アッタテラスもアットホームな小規模でとても居心地が良いんです。

ホテルの入り口からダイレクトに見える海に「ああ~沖縄に来た~」という興奮が掻き立てられる素晴らしい立地。
お天気もまずまず。さっそく着替えてさあ、これから沖縄ライフを楽しみます!

やはりリゾートに来たからには、まずはカフタンドレスですよね~(今は売り切れてしまっています。ごめんなさい)水着の上に着て、一日過ごすのも◎。さすがに11月末で水着の上にこれ1枚はちょっと肌寒いので、パンツをはいて、タンクトップを着た上にサラリと…ああ、開放感いっぱいです。

このブセナテラスのいいところは、なんといっても美しく広い敷地。そこに点在する8か所もあるお食事処。ホテル完結型でプールもお風呂も(温泉ではありませんが)ジムもあり、海でのアクティビティーも豊富で1週間いても飽きることがありません。設立以来のリピーターでもう、25年になります。今回の滞在ではイルミネーションも美しく、大いに気分を盛り上げてもらいました。

今夜のお食事は岬の先端にあるランブルフィッシュというシーフードレストラン。窓が開け放たれ、かがり火が焚かれた海辺のレストランは本当にムード満点でこれぞ沖縄に来た醍醐味です。

今夜はあまりにお腹が減っていたので、せっかくドレスアップしたのに写真も撮り忘れ、ガツガツ食べて夜はふけていくのでした。

2日目

朝から快晴。今日は上下でDRESS HERSELFを着て、朝食ビュッフェに向かいます。カフタンドレスの次はシルクのジョガーパンツ。今年の夏もこのパンツとシルクモダールパンツを毎日とっかえひっかえ着ていました。この着心地、もう完全に虜です。

トップスは大好きなシルクモダールドルマンスリーブ。好きすぎて色違いでチャコールグレーも買いました。ドルマンスリーブのいい所は女っぽさが上がること!腕をまくった時のドレープがキレイなのと、肌寒く感じたら袖を伸ばして着てもサマになるのが秀逸。
  

ヘアターバンも私のお気に入りアイテムです。
シルクなので髪にストレスがないのが何よりですが、このシルクモダールのタイプは幅が広く、広めに使ったり、捻じったり、脇の方だけ少しねじりを入れたりと、付け方の応用があるのも気に入っている理由です。

今日は車で約1時間のビオスの丘へお出かけします。川あり、蘭あり、水牛あり、と沖縄の自然をギュッと詰めたテーマパーク。

楽しい1日を過ごした後は、夕焼けの美しさを激写しながらフレンチレストランへ。

今夜の装いは、これまた大好きな今季の新作ドレープニット

このニットは着ると本当に素敵。腕を華奢に見せてくれる絶妙なドレープに腰回りのアンニュイな雰囲気がシニアの私でも確実に女っぷりをあげてくれます(笑)夜のお食事にマダム風に着こなすなら、やはり大振りのピアスにネックレスがマスト。

今夜はテラス席を予約しましたが、少し肌寒かったのでシルクウール素材が暖かくて助かりました。ドレスコードがあるホテルやレストランでのお食事シーンに、夏ならワンピースでOKですが、寒い季節だといつも悩みます。
セーターを着るのってちょっとカジュアルすぎる。寒がりの私は長袖のワンピースを着てもエレガントなデザインだと生地が薄くて寒いのです。その上にカーディガンを羽織るのもあまり好きではない。
その点、このドレープニットは形が本当にエレガントで、セーターを着ている感じは全くないんです。齢を重ねてくると、それなりのレストランではあまり変な格好もしたくないし、かといって寒さを我慢しながら食事をするのも楽しくないですしね。

さて、イタリアのシェフの監修が入って、ますます美味しくなったメインダイニングの今夜のお食事はシャンパンで乾杯から。
暮れてゆく西の空をため息をつきながら眺めて、最高のDinnerに感謝するのでありました。

3日目

昨夜は台風かと思うような大風で、朝もやや雨模様。今日はタラソテラピーのプールでエクササイズ三昧でいこうと思っていたら、コロナで人数制限がありあえなく撃沈。
ならば、と沖縄そばを食べに車を走らせることにしました。沖縄に来るとなぜか食べずにはいられない不思議な食べものです。

美味しいと評判の「宮里そば」という沖縄そばのお店に。地元の方に交じって観光客も多いそうで、なんとも昭和の風情満載のお店。

しょうがをたっぷり混ぜて、島唐辛子をしびれるほど加えて、たしかに美味しかったのですが、やはり私には不思議な食べものです。

少しドライブしてからホテルに戻る頃にはすっかりいいお天気に。昨日よりも気温が上がりちょっと暑いくらい。ならば、オリオンビールを飲まなくては!と沖縄そばを食べてきたばかりなのにレストランへ。

やっぱり沖縄リゾートに来たからには、太陽の光の下でランチにオリオンビールですよね~
ホテルフリークの私は、沖縄の名だたるホテルはほぼ制覇しています。それでもこのテラスホテルズが好きなのですが、ここ名護市は元祖ハイクラスのホテルの集積地でして、ブセナテラスのお迎えは坂を上がった先に、旧マリオット、リッツカールトン少し歩くとハレクラニ、と徒歩圏内にハイクラスホテルがあり、お茶だけしに行くのも悪くありません。高台にあるリッツカールトンからの眺めも素敵です。

私にとってのいいホテルとは、
1.パブリックスペースが広いこと
2.設えが上品で大人の雰囲気を楽しめること
3.ホテル滞在型人間なのでレストランが2か所以上あること
などです。このホテルは上記を全部満たしている上にエレガントな図書館もあり、滞在中はいつもここで沖縄料理の本や、お祭りの本など読んで過ごすのも定番になりました。

このDRESS HERSELFの人気商品、シルクロングカーディガンは前回の沖縄旅行の時もたくさん着ましたが、今回もやっぱり大活躍。

薄手でシルク100%の柔らかさ、肌にしっとりくる気持ちよさはタンクトップの上に羽織るのに最高です。これ1枚でスタイリングが決まるのが人気の秘密かな。

ついでに沖縄で写真を撮ってくれた友人のコーディネートをご紹介しますね。
ハンサム系の彼女は細身のデニムにシルクモダールドルマンスリーブシルクロングカーディガンを肩掛けしてクールにスタイリング。これでも50歳オーバーのプチシニアです(笑)

そうこうしているうちに陽が沈み始め、最後の晩餐になりました。今夜は、ホテルに滞在したら必ず1回は食べることにしている鉄板焼きでシーフードを。

今夜はシルクコットンブラウスに同色のヘアターバン。これに白のワイドパンツは私の大定番。
 

沖縄は東京より日の入りが1時間近く遅いので、早めに夕食をとると、ちょうど陽が沈むのを眺めながらのお食事タイムが可能です。

海側に開かれた大きな窓から眺める美しいサンセットにビールを片手にしばし呆然となる。なんて幸せなひと時。

この夜は28℃と滞在中で一番暖かく、あまりに名残惜しくて、部屋に戻ってから着換えてBarに繰り出すことにしました。もう袖なしを着たくなるほどの暑さに。特に今夜は湿度がとても高いので、余計に暑く感じるのかもしれません。そんな時の出番はシルクリネンカットソー

これも私のド定番。リネンが入っているのに、全然チクチクしなくてサラリと涼しく気持ちいい。
本来デコルテを見せるのが大好きな私ですが、襟が少し立っているこのデザインは実はあまりデコルテを見せたくないシニア向き。慌てて着替えたのでネックレスをするのを忘れてしまいましたが、ロングネックレスとの相性も良く、胸元が貧相になってしまうのが気になる方にこのデザインは特にオススメです。
ああ、名残惜しすぎて、お酒が進みます。

翌朝もしっかり快晴。

帰りたくないよ~!と10回わめいて、大人しく帰宅の途につきました。


ブランドディレクター”Y”
大学卒業後、インテリアブランドを立ち上げる。20年にわたるブランド構築経験を活かした後、ブランドコンサルティングを開始。DRESS HERSELFでは、自身の実体験や同世代の悩みをすくい上げ、女性の生き方をベースに、コンセプトからシーズン毎の企画、方向性などを牽引。世界中で暮らし、旅した経験があり、ロックで自由でパワフル。

OTHER JOURNAL 〉DRESS HERSELFが提案する美しく健康に生きる、暮らす

ALL JOURNAL