VOL.20 / 2018.06.01
紫外線対策にもシルク
春の訪れの桜は異常に早かったのに、なぜかノロノロと肌寒い日が居座っていた4月の東京でしたが、5月も半ばを過ぎて、ようやく本格的な初夏を迎えることが出来ました。汗ばむようなシーズンを迎えれば、いよいよ初夏のシルクの出番です。
シルクは冬は温かく、夏は涼しいので1年中手放せない天然繊維ですが、5月頃から急に意識し始める“紫外線”対策にも絶好のアイテムです。
蚕(カイコ)の繭から作られ、お肌の成分に近い約20種のアミノ酸からできているシルクは、人の皮膚にも良い多くの機能を持ち合わせています。その一つが紫外線を遮断する効果。UV-B波(UVB)とUV-C波(UVC)はお肌の大敵ですが、シルクは繭の中の蚕が紫外線を浴びないように守る機能があり、このお肌の敵をカットしてくれます。
その紫外線カット率は90%前後と、極めて高い数値が報告されており、紫外線のダメージからお肌を守りたい女性の強い味方。紫外線によりお肌は確実にダメージを受けるので、老若男女、健康のため美容のため、不必要に浴びない方がいいのです。
昼間は汗ばむような日差しですが、日陰はまだまだ涼しいこの季節。でもすでに冷房が入り始めているオフィスやレストランなどでは少し肌寒いと感じることも多いのではないでしょうか。そんな今の時期にオススメなのが、体にふわっと優しい7分丈のシルクニット。
肌に優しく、見た目にも優しく、袖も十分にあるので日差しが急に強くなってきた身体への影響も徐々に慣らさせてゆくのにうってつけです。
お顔に日焼け止めを塗ったら、身体へのUVケアも忘れずにしてくださいね。