VOL.24 / 2018.11.09
まだ極暖を着る前に
気持ちのいい日が続いている東京です。朝晩はめっきり冷え込むようになってきましたが、昼間はまだ暖かいですね。
暦の上では立冬も過ぎたので、寒さ予防にと、
1 キャミソール
2 シルクの長そでインナー
3 カシミアのセーター
4 そしてマスク&厚手のウールの靴下
と冬の王道スタイルで出かけたら、暑くて途中でシルクのインナーを脱いでしまうほど。シルクのインナーはあんなに薄いのに、1枚着ていると本当にあたたかいので驚きます。
そんな、まだ極暖のインナーを着なくても過ごせるこの季節にこそ、カシミア&シルクのニットをぜひ素肌に1枚で着てください、というお話です。
シルクにカシミアをONするのが一番正統派の着方なのですが、今ならシルクのタンクトップに、優しく抱かれる着心地のカシミア&シルクのニットを着ていただくと、この素材の真骨頂が発揮されます。
何コレ?というほどに優しい、あたたかい、フワフワの小動物に触れているような、心がほぐれる着心地なのです。
若い頃は、着心地よりも安くて手ごろに買えるアクリルや化学繊維を何も気にせず着られますが、40代も半ばを過ぎると化学繊維を素肌に着ようものならチクチクして、いてもたってもいられなくなると思います。
「人って年を重ねると、だんだんデリケートになるのね」と独り言を言いたくなるほどに、肌が繊細になっていくのは間違いないようです。
今のこの清々しいひと時をたのしむように、お肌が喜ぶ素材を身にまとい、ホッと一息ついて、来るべき厳しい冬に備えていきましょう。