VOL.28 / 2019.03.06
季節を可憐にまとう、春のマストアイテム
まだ冷たい風が闊歩しているこの頃ですが、昼間は春の陽気を感じられるようになってきました。
沈丁花(ジンチョウゲ)の甘い香りになんとなくウキウキしてしまうのはこの季節の定番です。とは言え、吹き抜ける風にブルっと震える時もあったりして。でももう、重くるしいタートルネックは着たくない。ならば、どうしましょう?
この時期にみんな困っているのが上着問題。せっかく春の香りが漂い始めているのに、ダウンを着るなんてもってのほか。分厚いウールのコートも、ちょっと重々しくて春のコーディネートには相応しくない。かといって、ライナーのついてないトレンチコートだと夜の飲み会帰りには寒くて震え上がってしまう。
こんな時は…そう、首をあたためるのが一番手っ取り早いのです。タートルネックを脱いでしまった後に活躍するのが、やっぱりカシミヤ100%のストールです。
でも、真冬に愛用していた生地の厚いタイプはもう身に着けたくない。 春が感じられて、肌触りが良くて(花粉の季節にこれは大事。冬の乾燥で敏感になっている肌に花粉が追い打ちをかけるようにチクチク感じられるから)そして、あたたかいもの。
このカシミヤ100%ストール、かなり薄手なのが特徴です。
でもたっぷり大判サイズなので(幅92cm×長さ200cm) 今の季節なら、首にぐるぐる巻けば十分あたたかい。本格的な春になったら肩からさらっとかけても素敵だし、冷房が効く季節になったら、面積が大きいのを利用して、袖なしの上にダブルにして羽織るのにもってこい。つまり一年中活躍できる優れたアイテムなんです。
カシミヤと一言で言っても、実は原産地によってグレードがあります。
上質なカシミヤは高地の寒いところで収穫され、標高が高いほどグレードも上がっていきます。このストールはカシミヤの産地として最高級とされている内モンゴル産。 一頭からわずか100gほどしか採れない希少でしなやかなカシミヤヤギのうぶ毛だけを使っています。
DRESS HERSELFでは、30年来のお取引をしている現地の協力工場と直接取引しているため、カシミヤヤギの生育環境や毛の状態を直接チェックしてもらえて、十分Fine Qualityが保障されていますが、日本の公的機関でDNA鑑定も受けています。厳選された超極細の高品質カシミヤ糸を使い丁寧に織り上げていますので、とても軽くてしっとりとした肌ざわりの、ふんわりとした極上のストールです。
季節を可憐にまとえる春のマストアイテムとして、皆さまもぜひ、コーディネートのラインナップにカシミヤストールを加えてみてください。