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VOL.38 / 2019.10.21

DRESS HERSELFの矜持

ラグビーのワールドカップが盛り上がっているようですが、今までほとんどラグビーなんて知らないし、興味もなかった日本人が一生懸命応援している姿って面白くもあり、楽しくもあり、ですね。
個人的にはニュージーランドのオールブラックスのハカという戦闘ダンスがすっかり気に入ってしまい、試合よりも、それを見るためにTVチャンネルを合せてしまいます。
ハカはニュージーランドに元々住んでいたマオリ族が戦闘をする時の自分たちを鼓舞するための踊り、を白人入植者たちの
スポーツだったラグビーに取り込むことで、白人入植者とマオリ族の人々の融合を図ってゆくプロセスとなっていったものなんだそうです。

そういうものを試合の前に披露することが許されているのってラグビーの歴史がどういうものかはよく知りませんが、なんだかいいですよね。このハカは今では試合相手へのリスペクトも含まれた意味でのお互いの健闘を誓い合う様な意味合いで行われるのだそうです。
選手たちが試合の後に必ず全員で握手や抱擁をしあう姿も、ラグビーの紳士精神を表わしている素晴らしさの一つだとか。勝っても負けても、自分達への誇りと相手への尊敬の念を持ちあう姿は見ている者の心を打ちますね。

人は自分のしていることに誇りを持って、それに携わるすべての人に感謝をもって生きていきたい生き物なんだと思います。翻って、私たちを顧みると、決して大げさな意味ではなく、日本中の女性に、健康でおしゃれに、活き活きとした人生を送ってもらいたい、という思いが強くあります。

シルクやカシミヤといった素材は高価です。天然のものなので、量産は出来ません。でもこれらの素材で作られた日常のオシャレなウェアで日々を送ることが出来たらそれはひいては全部自分に正の遺産となって還って来ることを知っています。
だから私達は声を大にして、シルクの良さを、カシミアの素晴らしさを、強調してゆきたい。目の前のお値段にとらわれすぎないで!と訴えたい。それは今日、明日、来年、10年後の貴女を確実に作っていくのですよ、と言いたい。
私たちは誇りを持って、ドレスハーセルフの商品を世に送り出し、さらなる研究をし、工夫をして少しでも多くの女性たちを“纏う”という観点から健康に心地よくさせてあげたい。

それがドレスハーセルフの存在理由だと、ビールを片手にラグビーを見ながら思うのでありました。

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