スタッフ座談会
前回の「スタッフによる夏インナーの座談会」 は、シルクのインナーの快適さや、汗かぶれ・肌トラブルの話などで盛り上がりました。
今回は寒暖差のある春の服装やインナーの話から、冷えや体調管理の工夫、さらには身体に良い食べ物まで、話題はどんどん広がりました。 スタッフそれぞれの健康法も登場する、充実の座談会になりましたので、ぜひご覧ください!
坂上:マーケティング、広報を担当。POP UPなどでお客様と会う機会が多い。40代。
入倉:商品企画、生産を担当。商品やシルクに対する知識量は膨大。60代。
田中:ブランドディレクター。とにかく一年中冷え性。60代。
深澤:広報、PRを担当。お客様や取引先から話を聞くことが多い。30代後半。
倉波:WEB担当。産後の冷えと寝不足に悩む日々。40代。
坂上:春は寒暖差が大きく、体調も揺らぎやすい季節です。東洋医学では、春は「肝(かん)」の季節とされ、血流や自律神経が乱れやすい時期だそうです。気温や気圧の変化の影響を受けやすく、めまい・頭痛・イライラ・眠りの浅さ、さらに肌荒れや花粉症の悪化などの症状が出やすくなるとか。
また、締めつける服を着ると血流が滞りやすくなり、不調を感じやすいこともあるそうで、「だから春は体が不安定になりやすいんだな」と納得しました。
私自身、4~5月ごろはめまいが続きやすいのですが、皆さんも春先の体調の変化を感じることはありますか?
深澤:私はこの季節、花粉やPM2.5の影響をすごく受けますね。季節の変わり目は必ず免疫が落ちるタイミングで、特に首元などリンパがある部分に肌荒れが出やすいので、身に着けるものには特に気を使っています。摩擦や縫い代などのアタリも気になるので、シルクのインナーでも縫製が丁寧なドレスハーセルフしか着れないくらい。
坂上:冷えはどうですか?
深澤:私は寒がりというより暑がり!なので、「いかに火照らないか」が服選びのテーマです。熱を溜め込まないように気をつけているので、吸湿発汗に優れたシルクは絶対。それと、肘の内側にブツブツが出やすいんです。やっぱりリンパ周りに触れる素材は慎重に選びますね。インナーの見直しは、端境期の重要なテーマだと感じます。
田中:私は深澤さんと正反対!春も寒いので、冬と全く同じ格好をしています。シルクの長袖インナーを着て、腹巻をして、足首にはウォーマー。絶対に薄着はしませんね~
坂上:体質によって人それぞれ着るものに一番違いが出る季節なのかも。

田中:この冬にハマったのは寝るときに靴下の代わりにレッグウォーマーを着けること。これで眠りがすごく深くなりました。海外旅行が好きなので最近もタイに行ったんですけど、南国のホテルは冷房が効きすぎて寒い。でもレッグウォーマーを着けたらぐっすり眠れました。端境期のシルクインナーや服を重ねるよりも、冷えやすい部分をピンポイントで温めるほうが、体は効率的に温まるんだと実感。
倉波:私も今年は手首にショートタイプ、足首に通常タイプのウォーマーを着けたらすごく熟睡できてビックリしました!寝ている間に布団を剥いでも寒くて起きることがなくなりました。睡眠の質が確実に上がりましたね。
田中:やっぱり足首を温めると全然違いますよね。寒いと眠りが浅くなりますが、最近は入眠もスムーズ。
坂上:私は湯たんぽ派です。新潟県の山奥に住んでいるので、家の中でも0度くらいになるんですが、足首にはウォーマーをつけ、お腹周りを湯たんぽで温めると朝まで熟睡できます。
入倉:私は寝る前にエアコンで部屋を暖めて、寝るときに消しています。それでも足首だけは冷やさないようにしていて、最近は足首ウォーマーだけ着けて裸足で寝ていますが、それだけでも全然違いますね。
春は「軽やか&あたたか&締め付けない」がキーワード!
坂上:春はデトックスの季節とも言いますよね。締め付けない服を選ぶのは本当に大事だと実感します。
深澤:そうですね。胃腸の調子とも関係していそう。春は体が不要なものを排出しようとする時期なので、うまく巡りを良くすることが大切ですね。
倉波:特に春は寒暖差が激しくて自律神経が乱れやすい時期ですから、温度調節しやすい服装や、血流を滞らせないインナー選びが大切ですね。

深澤:私はお腹を冷やすと胃腸が冷えてしまうのでレギンスは年間を通して履くようにしています。ドレスハーセルフのレギンスはチクチクしないし締め付けないので、夏場はもちろんですけど6月の梅雨時期とか、足元から冷える時期にはレギンスでお腹周りまですっぽり温めてますね。

入倉:下半身を温めるなら腹巻ボトムもいいですよ。
太ももやお尻周りは脂肪が多く、一度冷えると温まりにくい部分なんです。太い血管も通っているので、ここを温めると血流がよくなり、全身がポカポカしやすくなります。お腹には「丹田(たんでん)」という重要なツボがあって、ここをしっかり温めると体の巡りがよくなり、不調が出にくくなります。
それから、膝の裏・首元・足首など、皮膚が薄く脂肪が少ない部分は特に冷えやすく、乾燥や肌荒れなどの症状も出やすいので、意識して温めることが大切ですね。
坂上:腹巻ボトムを着けてから熟睡出来たと言う方も多いんです。入倉さん、この時期にシルクを選ぶとどんな良いことがあるんでしょうか?
入倉:人は知らないうちに汗をかいていて、その汗が冷えると体が冷えて風邪をひきやすくなります。
その点、シルクは天然繊維の中でも特に汗を吸って素早く発散する力があるので、冷えを防ぐのに最適です。綿も汗をよく吸いますが、発散しにくいんですよね。特に寝るときや暖房が効きすぎた室内など、汗をかきやすいシーンでは、シルクの快適さが本当に頼りになります。
坂上:化繊のカットソーはべたつきますよね。シルクは薄いカットソーやインナーでも一枚着ているだけで違いますよね。
倉波:私は寝る時にシルクのカットソーを着ていますが、汗をかいてもベタつく感じがないのが嬉しい。
入倉:寝る時が一番汗をかくので、しっかり発散させることが大切なんです。冬でも冷え性の方でも、結構寝汗はかいているんですよね。
坂上:私は体調が悪い時は全身シルクを着ています。もう本能で体を守ろうとしている感じ。
入倉:春はとにかく下半身をあたためることが大切です。トップスは動きにくくなるので薄着でもOKですが、腹巻やレギンスなど下半身を重点的に温めてください。

田中:私はドレスハーセルフのシルク腹巻が大好きなんです。腹巻は昔から一年中着けていますが、いつの間にか捲れたり丸まったりして、出先で気付いたら三段腹になっていたこともあって(笑)慌てて脱いだこともあるんですが、この腹巻は身体にフィットしてずっと捲れない!敬意を込めてビスチェ腹巻と呼んでいますが、これは本当に大発明ですよ。着けているのを忘れてしまうくらい軽やかなのにお腹周りがずっとほんのりあたたかい。もうこれ以外着けられませんね。また買い足します。
坂上:実は、世界的にシルクの価格が高騰していて…価格改定はとても心苦しいのですが、これからもこだわりを持って良いものをお届けしたいと思っています。

倉波:私はこの冬、肌側シルクのハイソックスに助けられました。
ふんわり包まれるのに締め付け感がなく、一日中あたたかい。跡もつかないので快適でした。他の靴下だと膝裏が擦れて痒くなることがあるのですが、それもなくて。
ところで、皆さんは朝晩の寒暖差、どう対策していますか? ドレスハーセルフでは、カシミヤストールを「朝は巻いて、昼はコンパクトに畳んで」という提案をしていますが、ほかに工夫していることはありますか?

坂上:春先の風は思った以上に冷えますよね。2月に出張で東京に行ったときも、ネックウォーマーに助けられました。首元を温めるだけで体感温度が全然違う。電車の中ではサッと外せるので、とても便利でした。
深澤:首元や手首を温めるだけで全然違いますよね。東京は雪がちらっと降る日もあれば暖かい日もあって、寒暖差が激しい。私はもう厚手のコートは全然着ていなくて、重ね着でいかに調整するかを考えています。着膨れしないけど温かく、調整しやすいドレスハーセルフの服は本当に助かります。薄手なのに温かいし蒸れないし、インナーでもトップスでも春こそシルクを着る効果は高いんだと感じました。
スタッフそれぞれのパワーフードとは?
入倉:皆さん、食べ物などは気を遣っていますか?私は長いこと白湯生活をしています。朝起きたら一番にお湯を沸かして白湯をゆっくり飲む。白湯生活をしてだいぶ経ちますが、冷たいものを飲まなくなりました。夏でも冷たい飲み物をガブ飲みすることは減りましたね。
坂上:入倉さんは風邪を引いたり休むこともないですよね。
入倉:身体は本当に元気!会社でシルクの効能や身体を冷やさない大切さを学ぶうちに、健康のためには冷やさないことが一番大事だと実感しました。だから白湯生活を始めたんです。必ず身体は変わると思いますよ。 あと私は柑橘系が大好きなので風邪をひきにくいのかも。季節の果物や野菜はやっぱりその季節に一番栄養価が高いので、意識して食べていますね。

坂上:私は出張の時や体調を崩せないときは、お守りとして母の三年物のお手製梅干しを必ず持っていきます。ホテルでもお湯に入れて飲んでいるので、疲れ知らずな気がします。
深澤:それで言ったら私のパワーフードは海藻ですね。生まれが岩手県の三陸側でワカメが名産なので、小さい頃からモリモリ食べていました。今も家に帰って疲れてご飯を作る気はないけど、ワカメの味噌汁とか、ワカメサラダとかは食べまくります。
坂上:深澤さんは出張も外食も多いでしょうし、身体も疲れちゃいますよね。
深澤:ワカメをどんぶり一杯、黒酢かけて出汁醤油かけて、ワカメそうめんみたいに食べると元気になりますよ。
坂上:すごい光景ですね(笑)でも食物繊維も豊富だし良いかも!
深澤:キノコも良いですよ。海藻とキノコを蒸し器に入れて食べると腸内環境が良くなるので、自分の中ではベストな組み合わせですね。
田中:私は一年中元気ですけど、誰よりも冷え性なので、毎日絶対湯船に浸かっていますね。いつでも体が冷えているので、夏も冬もとにかく体を温めることばっかり考えています。 食べ物も体を温めるものを意識して摂っています。筋トレもやっていますし、最近はよもぎ蒸しにもハマっています。
倉波:よもぎ蒸しは汗をたくさんかくので良さそう!三尋木さんもインタビューで半身浴して酵素ドリンクを飲んだら体温が上がったとおっしゃっていましたね。
坂上:半身浴ももちろん良いのですが、冷え性の方はしっかり肩まで浸かって体に圧をかけると疲れも取れて良いと聞きました。でもみなさん、体調は本当にそれぞれですね。
入倉:みんな体質が違いますからね。いろんな健康法がありますけど、自分に合ったものを探していくしかないんだと思います。
田中:私も冷える冷えると言いつつ、毎晩のビールだけはやめられないんですよね(笑)キンキンに冷やしたビール。
入倉:大量に飲まなければ気分転換になりますし。
深澤:今後ドレスハーセルフでも、「身体にいいもの」など食のコンテンツがあってもいいですね。

倉波:ぬか漬けや梅干しなど、日本に昔からある食べ物って健康にも冷えにも効くから知りたいですよね。
深澤:日本酒も身体を冷やさないし、適量を飲むと美容にも良いですからね。
坂上:美味しく食べながら身体が元気になる食べ物はぜひ知りたいです!
この座談会を読んでくださった皆さまの健康法やパワーフードもよろしければ教えてください。
本日はありがとうございました!