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VOL.11 / 2017.09.19

DRESS HERSELFが誕生した意味

8月の新宿伊勢丹でのポップアップショップは多くのお客様に来ていただき、オウンショップがまだない中で、ドレスハーセルフの商品を一堂にご覧いただけたのは本当に嬉しいことでした。お年を重ねた素敵な方々も多くご来店いただき、前を見て堂々としていらっしゃるご婦人にも気に入ってもらえたのは、さらにさらに嬉しいことでした。

日本では女性が年を重ねることはあまりポジティブに捉えられないのが今までの現状です。 でも、私たちの提案は “女性が素敵に年をとること”。この「素敵に」というのは、身体は健康で心は常に前を向いて、新しいことにチャレンジしていく精神の持ち主であり続ける、ということです。
シルクが身体にとって適した素材であること、それをリーズナブルにご提供することで一人でも多くの女性にその素晴らしさを知っていただき、健康であってもらいたいというのが、私たちがドレスハーセルフを立ち上げた理由です。

話は少しそれますが、これからどうなっていくか不透明な先行き、自分の身は自分で守るしかありません。つまり病気にならないように、身体を常にあたため、汗をかきやすい環境から服の素材の力を借りることによって体温調節を図る。そういう日常を自分に用意してあげる。これが、自分で出来る自分防衛。

もう一つは、そうやって健康に意識を向けながら、常に前向きに仕事をし、家庭人として生き、おいしいものを食べ、たのしい時間を家族や友人と過ごす。そうして人生を謳歌して悔いのないように生きてゆく。私たちの生み出すものがそんな人生の自己表現の一つでありたいと思っています。

自分が着たいと思う服を着る。
年だからと言って、首にしわが寄っているとか、腕が太いとか、お腹が少々出ているからと、着たい服を躊躇するような女性であって欲しくない。重ねた年だけ、その一つ一つには意味があり、その美しさがある。常に堂々と自分の生きてきた、歩いてきた道を誇りをもって今につなげる。そんなふうにファッションを自分の勲章の一つにして表現してもらいたいと私たちは願っています。

OTHER JOURNAL 〉DRESS HERSELFが提案する美しく健康に生きる、暮らす

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