2022.10.07
髪の艶とボリュームを守るシルクの力
愛用者インタビュー vol.07
吉永 恭将さま(40歳) /カラーリスト
éclat daikanyama
今回は男性の登場です。
吉永さんは恵比寿にある芸能人もご用達のヘアサロン「éclat daikanyama」のトップカラーリスト。海外での活躍を経て、単にヘアカラーをするのではなく、その人のライフスタイルに合ったヘアファッションのあり方を問い続けている日本でも有数のヘアアーティストです。
ドレスハーセルフのブランドディレクター“Y”を担当したいきさつから、ピローカバーとアンクルウォーマーをご愛用いただいています。トップアーティストから聞き出したお話は目からうろこ。私たちも驚くことばかりでした。(聞き手:DRESS HERSELFブランドディレクターY)
DH:
吉永さん、いつもお世話になっております。
吉永さん:
こちらこそ、いつもありがとうございます。
DH:
こちらのサロンって「カラーリスト」というポジションが確立されていてすごいですよね。
他のサロンでは担当のお一人が、カットもパーマもカラーもやりますから。
吉永さん:
僕がこの世界に入った頃は、カットもパーマも日本の技術はかなり進んでいたのですが、カラーだけは遅れていたんです。
外国では気分を変えたい時にヘアカラーを自由自在にやるのですが、日本では白髪染めから出発したようなところがありますよね。今でも会社によっては髪の明るさの基準みたいなのがあって、「楽しむ」という観点から見るとまだまだ後進国です。今では逆に日本の方が技術もカラー液も進んでいますが、当時は伸びしろがあって面白いと思ったので、パリに行って修行しました。
DH:
吉永さんが提案されるカラーは様々な色が同時にあったり、カラーの乗せ方もトリートメントと絡めた特色のあるものだったり、私がどんな風でありたいかを理解して、考えて提案してくださるのが分かって本当に頼もしいです。信頼しています。
吉永さん:
ありがとうございます。
摩擦によって髪は老化してしまう
DH:
ある時シルクの話をしていたら、「ピローカバー」も扱っていて…というくだりから驚きのお話が。
吉永さん:
そうそう。Yさんとのお話のあと、すぐにサイトで購入しました。自分でも試してみたかったし。
普通の方はシルクの枕の上に顔(頭)を乗せて、「ああ、気持ちいい」と肌あたりの良さを感じると思いますが、僕のようなプロから見ると、シルクの摩擦を軽減する効果・効用の方に感動します。
お客様の髪を扱っていると、後ろの髪の毛が絡まっていたり、ジリっとしている方が時々いらっしゃいます。乾かさずに寝てしまったのもあるんでしょうけど、摩擦が原因であろう毛髪の傷みが…。
そうすると切れ毛になりやすく、艶もなくなって髪の老化にも拍車がかかる。寝ている間って無意識だから、「あまり頭を動かさずに寝てください」なんていっても無駄ですからね(笑)
DH:
それを聞いて、えっ?髪の老化?艶がなくなる?ヤバイ!と思いましたよね。
それでなくてもくせ毛で髪が乾燥しやすい私は、せっせとヘアオイルを塗っているのに、頭を枕にこすりつけて寝ていると艶が失われていくなんて。
吉永さん:
誰もこすりつけて寝ようなんて思っていませんからね。
でも人生の3分の1は寝ている、なんて何かの宣伝文句ではないけれど、長時間にわたって頭皮も髪も摩擦にさらされていると、顔と同じようにシワができるんです。
DH:
髪にシワができる…恐ろしい言葉です。
吉永さん:
僕も実際使ってみて、(今までは綿の枕カバーでした)「ああ、シルクって本当にいいなあ」と今更ながら気づかされました。理論では分かっていましたが、一ヶ月も使っていると髪のコンディションがよくなるのが分かるんですよ。さっそく、艶がないとお悩みのお客様にすすめてみたら、何人かの方は実際に使われてみて、髪の状態が良くなってきました。
毛髪の状態が良くなってくると、トリートメントも浸透しやすくなるし、そうすると扱いやすい髪になって善循環がはじまります。カラーをのせた時に発色のいい、きれいな仕上がりになり僕たちもやりやすくなります(笑)
DH:
肌も髪も若く見える秘訣は、”艶”だと聞いたことがあります。
吉永さん:
そうですね。髪は艶とボリュームが全てだと言っても過言ではありません。
その両方を守るためにも寝ている間の摩擦は大敵です。
アンクルウォーマーを手首に着けたら疲れがとれました
DH:
吉永さんは「アンクルウォーマー」もご愛用いただいているとか?
吉永さん:
そうなんです。僕の場合は足首と手首の両方に使っていますが。
こういう立ち仕事をしていると、足もくたびれますが、僕たちのような仕事は手を異常に酷使します。なので、寝るときは夏でも手首にこのアンクルウォーマーを装着して寝ます。内側がシルクだから気持ちいいのでちょっとトライしてみたら、そのまま寝てしまって、そうしたら翌日やけに腕周りのパフォーマンスがいいのですよ。あれ?なんでかな?と思ったら、このアンクルウォーマーのおかげだったんですね。
冷え性ではないのですが、これをつけて寝ると翌日確実に手さばきがいいんです。
僕も驚きでした。血流があがる、ということなんでしょうか。血流があがると疲れまでとれるのですね。
それ以来、毎日家に帰ると装着し、翌朝までしっかりつけてます。今ではなくてはならない仕事のお供ですよ。
DH:
血流があがると疲れがとれる、というのは本当です。
血液は酸素や栄養を全身に行き渡らせ老廃物を排泄する役割を担っていますから。それが疲れていると滞る。通りがいいと身体が正常に働いてくれて疲れを感じない、ということですね。
でも腕とか、ピンポイントの部位にも効果がすぐに表れるのですね。それは知りませんでした。というか体験としてありませんでした。
私、最近少しでもパソコン仕事をすると、すぐに腱鞘炎っぽくなってしまうので今度からアンクルウォーマーを腕につけて仕事しようっと。
吉永さん:
はい。お勧めです(笑)
〜インタビューを終えて〜
ドレスハーセルフの商品がこんな風にプロの方の目線で語られるのは新鮮でしたし、大きな発見となりました。ああ、人の役に立っているのだな~と思えたのもとても嬉しかった体験です。インタビューというよりも、こちらが色々教えていただいて、感謝することしきりです。
いつも新しいテクニックや世界に飛び込んで、常識を覆す仮説をたて、チャレンジして私たちを美しく整えてくださる吉永さん。これからも少しでも若くチャーミングにみえるようなヘアケア、宜しくお願いいたします。